公開日 2023.02.24
更新日 2023.02.28
ZOMEKIにてページを生成するしくみは、下の図のようになります。
ZOMEKIでは、ページを生成するには、ベースとなる台紙(土台)が必要と考えます。
この台紙を各種のコンテンツが生成します。
記事一覧ページにて、記事が増えたときに、次々とページ送りのページを生成するのは、記事コンテンツの役割です。
記事コンテンツやカテゴリコンテンツ以外に、固定ページもこの台紙のページを生成できます。
図にあるように、台紙のページにレイアウトを設定すると、公開画面ができあがります。
レイアウトには、ページの枠組みとなるHTMLが記述されており、その枠の中にピースという公開画面を構成する部品が配置されています。
さらにHTMLの枠などにスタイルシート(CSS)を設定し、意図する位置にHTMLの枠やピースを配置しています。
レイアウトは台紙となるページとは独立しているため、どのようなページにもレイアウトを設定することができます。
公開ディレクトリとの紐付け
ZOMEKIの設計思想として、Webサーバーがまだ存在していなくても、コンテンツを入力できるようにする、というものがあります。
このため公開するディレクトリを決めなくても、記事コンテンツを生成し、記事を入力できます。
公開するディレクトリを指定する場合は、管理画面メニューのディレクトリ>ページの画面で、コンテンツと物理的なディレクトリを紐付けます。
/docs/に記事コンテンツを紐付けた場合、このディレクトリには他のコンテンツを紐付けることができません。
各ディレクトリに配置できるコンテンツはひとつのみです。
ディレクトリに紐付けられたコンテンツが、各ディレクトリのindex.htmlを生成します。
まだ記事コンテンツなどのように、必要なページをそのディレクトリ内に生成していきます。
ピースの役割
ひとつのディレクトリにひとつのコンテンツしか配置できないため、複数のコンテンツの情報を一つのページに出す場合は、ピースを利用します。
ピースは親となるコンテンツの情報を取得し、公開画面に表示します。
レイアウトには各種のピースを配置できるため、他のコンテンツの情報を自由に表示できます。
台紙となるページの構造
コンテンツが生成する台紙となるページには、コンテンツ自身が生成するHTMLが表示されます。
このHTMLはコンテンツ内部のプログラムが生成したHTMLであり、手作業では作成できないものです。
コンテンツが生成したHTMLに対して、スタイルシートを経由して、CSSを割り付けます。
固定ページが生成した台紙のページは、目に見える部分には、何も記述されていません。